基本理念
〜原点回帰〜
真のJayceeが魅力あるJCを創り、まちに夢を与える。
我々のエネルギーを「活かし」、「築き」、そして「繋ぐ」。
すべてはこのまちのために。
スローガン
未来を拓く、底力
はじめに
「青年のエネルギーを開花させる」
1900年代初頭、アメリカではまだ青年が発言力を持たなかった時代に、若き銀行家ヘンリーギッセンバイヤーという一人の青年が、「社会において、青年がもっと真に活躍するようになるべきである」と唱え、ダンスクラブを拠点として活動を起こしたことからJCは生まれました。一人の若者の小さな想い、その行動は今や全世界に112カ国、26万人以上の団体にまで成長しています。「JC」の名前の由来とされる「若い市民(Junior Citizens)」が示すとおり、JCの活動の原点とは、「青年のエネルギーを開花させること」であり、そのエネルギーを、より良い社会を創り上げるために活かすことなのです。
1968年12月8日、青年の想いは、海を渡り、数十年の歳月を経て、ここ茅ヶ崎のまちにも届きました。「社会と人間開発」を命題とし、熱い志と情熱を持った43名の諸先輩方によって(社)茅ヶ崎青年会議所(以下、茅ヶ崎JC)は誕生したのです。「自分たちのまちで、より良い社会づくりのためにできることは何だろう」、「自分たちの持つエネルギーをどのように使えば社会に貢献できるのか」ということを真摯に捉え、青少年事業をはじめ「フェスティバル・イン・茅ヶ崎」や「ほのぼのビーチ共和国」、「茅ヶ崎音楽祭」等、多くの事業を開催してきました。また近年では「まちに誇りと愛情を育もう」というテーマのもと、毎年7月に「サザンビーチフェスタ」を開催し、湘南の夏の風物詩として地域の方々に親しまれています。
本年茅ヶ崎JCは、40周年という大きな節目の年を迎えます。諸先輩方が築き上げて下さった歴史と伝統を受け継ぎ、常に、より良い茅ヶ崎のまちを念頭に置いた活動を目指すことこそが、茅ヶ崎JC魂であり、我々現役メンバーの活動の原点です。Jaycee(メンバー)として、今ある自分たちの立場をしっかりと認識して、諸先輩方が築き上げて下さったこの素晴らしい組織をしっかりと次の時代へ引き継ぐことも、我々現役メンバーの使命であり、責任です。
時代の変化とともに、人も組織も社会も成長し、発展を目指します。しかし前に進むことを考えるがゆえに、時として当初の目的や志を見失ったり、迷ったりすることもあるのではないでしょうか。そんな時こそ、少し立ち止まって、深呼吸をしてみる。自分自身の志を再確認することは、これから真の成長、発展を目指す上で、とても重要なことだと考えます。茅ヶ崎JCにはまだまだはかり知れない底力があります。それはJaycee(個人)として、JC(組織)として、より良い社会を築くことの出来る総合力です。この記念すべき年に、これからますます発展していくためにも、それぞれの持つパワーをより強固な集合体として構築していきます。あえて今、活動の原点に立ち返り、我々がエネルギーを注ぐべき活動は何かを考え、確実に運動を展開していきます。
「要」
我々茅ヶ崎JCは、公益法人格を有するまちづくり団体であることを自覚し、公明正大な品格ある組織運営を行います。円滑な運営と適正な財務処理、当たり前のことを当たり前に行うことで、地域の方々に対して、我々の活動を発信できるのだと思います。その上で、効率的な組織運営も忘れてはなりません。我々メンバーは、限られた時間の中でJC活動を行っています。その時間を有効に、且つメンバーが本来のエネルギーを注ぐべき場に集中出来る環境が必要です。公益法人団体として安定した、効率的で透明性のある組織運営を実行できる体制づくりに引き続き注力します。
また、今年度施行される公益法人制度改正についての準備を進める上でも、
LOM内での議論はもちろんですが、公益法人格を取得することの意義をメンバー全員が認識しなければなりません。積極的な情報収集を行いながら、取得に向けて確実に準備を進めていきます。
40周年というこの大事な年に、茅ヶ崎JCの活動を広く認知、理解に繋げていくためにも対外的な広報活動を行う大きなチャンスと捉え、「いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのような」、という5W1Hを基本とした情報発信を積極的に行います。
「活」
組織を支え、そして活性化していくのは、まさに今ここにいるメンバー自身です。その原点であるメンバー同士がより互いを理解し、おもいやりの心を持って尊重し合う事で、組織の活性化へと繋がります。JCには様々な活動のステージがあります。それぞれが異なった領域や場所で活動を行っていく中で、茅ヶ崎JCが一丸となり結束力を高めていくためには、日頃からのメンバー同士の密なコミュニケーションが欠かせません。我々が集う場を、一つ一つ大切にして、且つ有効的な場として、仲間の繋がりをより強固にしていきたいと思います。
茅ヶ崎JCは、まちの歴史と共に歩み、時を刻んできました。我々はこの大切な宝である、茅ヶ崎JCとまちの歴史をしっかりと受け継ぎ、次世代へしっかりと継承する責任世代であります。「先達から学ぶ」、我々の組織の原点を学ぶことは何よりもJC活動への知恵となり、勇気となります。今まで以上に、この大切な機会を多く持つことによって、より諸先輩方との交流を深めていきます。
そして、JCの素晴らしさの一つにグローバルなネットワークが挙げられます。
そのネットワークを最大限に活用していくことは、まちづくりを推進する上で
大きな活力になるはずです。新たな取り組みを円滑に進めていくためにも重要
なことであると考えます。近隣LOM、姉妹JCとの交流はもちろんのこと、神奈
川、日本、そして世界に同じ志を持つ仲間が大勢います。今ある仲間との繋が
りを、より深めると同時に、国内で開催される各種大会や国際大会にも積極的
に参加して交流を広げることも、我々の活動を向上させる上で不可欠だと思い
ます。
近年、茅ヶ崎JCは、神奈川ブロック協議会、日本JCへと多くのメンバー
を輩出しております。活動を通じてメンバーの意識向上や多くの情報を得ることによりLOMの資質向上に繋がっております。LOMとしてはもちろんですが、一人でも多くのメンバーが応援することは、何よりも出向者の励みとなり活動の糧となります。茅ヶ崎JCを代表して様々な領域で活動する仲間に対し、最大限の支援を行います。
「練」
青年会議所の三信条である「修練」「奉仕」「友情」は、時代が移り変わっても変わることなく継承されております。この1つでも欠けてしまえばJCとしての存在意義はないと言っても過言ではありません。JCの理念をはじめとする基礎知識をしっかり理解しておくことは、活動の方向性を迷うことなく進む上で重要な事だと考えます。また、知識・経験をさらに向上させるための自己研鑽にも積極的に取り組み、個々の資質の向上を図りたいと思います。こうした取り組みは、JC活動にとどまらず個々の社会活動や企業活動にも有益であることは間違いありません。すでに多くの諸先輩方が、JC活動を通じて研き上げた知識・経験を活かし、卒業後も更なる飛躍を遂げて活躍されております。我々は、自分自身の幅を広げる貴重な場であることも認識し、大いに研きをかけて、魅力ある人、魅力ある組織へ成長していきましょう。
また組織力の強化の絶対条件として、我々の活動に賛同してくれる会員の拡大が挙げられます。少子高齢化に伴い人口の減少や経済の不透明感という時代背景はあるものの、それだけで片付けるわけにはいきません。今後3年間で約30名近くのメンバーが卒業するという事実を認識し、茅ヶ崎JCの大命題として、会員の拡大にも、一丸となり取り組んで参ります。
「根」
1990年代のアメリカニューヨークシティーはまさに治安の悪化がピークでし
た。前市長であるジュリアーニ市長が、治安の改善のために先ず始めたのは、グラフティ(落書き)を消すことと軽犯罪の取締りだったと言われています。今、そのニューヨークシティには、地下鉄や壁にあった落書きが殆どありません。軽犯罪はもちろん重犯罪も減少し、治安回復に向かっています。「大河も雨の一雫から」、つまり目の前の結果や現象だけに捉われずに、長期的かつ本質的な視点での施策が必要なのです。我々が掲げるビジョン、「みんなが集まるオシャレな海辺のまち」実現の為、まずは、今我々が取り組むべきことを地域の方々と共有し、未来を見据えた運動を展開していきたいと思います。
2003年度から始まった「サザンビーチフェスタ」は今年で6年目を迎えます。湘南の夏の風物詩として、多くの人に親しまれる存在へと成長したこの事業も、昨年度の実行委員会設立を機に、永続的な事業へと発展させていくための新たな第一歩を踏み出しました。今年度も引き続き、多くの地域の方々との協働を図り、このまちへの誇りと愛情を育む運動の一つとして、責任を持ってこの実行委員会組織を、より発展的なものにしていきます。
広域的なまちづくりについては、湘南4LOMまちづくりビジョンが策定後、2007年度最初の事業を立ち上げることが出来ました。湘南4LOMならではのスケールメリットを活かし、地域主権型社会に向けた運動への第一歩となる事業を、引き続き開催していきたいと思います。また個性の異なるLOM同士が一つの事業を行う難しさがあるのも事実です。小さいことも見逃さずに、一つ一つ整理しながら、本来の目的を達成する為のシステム作りにも注力していきたいと思います。
「心」
世界組織である青年会議所の国際活動を通じて、日本の心である「おもいやり」の精神こそが、世界中の紛争や貧困をなくし、平和への第一歩に近づけると信じて、多国にて推進する運動をして参りました。現代国際社会の歪みの一因となる利己的な精神を和らげる為に「おもいやり」の心は、人種・文化・習慣の違う多くの海外の人々から共感を得ることができました。また活動を通じて、「果たして私達が暮らす国、まちはどうなのか?」ということを改めて考えるきっかけにもなりました。そしてこの「おもいやり」の心こそが、我々が掲げるビジョン実現の為に必要なことであると感じます。地名やブランドイメージという表面的なことに誇りを持つのでなく「おもいやり」の心が溢れるまちだからこそ、住む人も、訪れる人も、誰もが安心して心地よく過ごせる、そんな茅ヶ崎を目指します。また、昨今の社会環境を見ても、青少年の情操教育に重要な役割を果たしてきたコミュニティの存在が希薄になっているのも事実です。我々は、市民の一員として、地域の子供たちが「おもいやり」の精神を持ち、相手の立場になって物事を考えられる人に育つように、地域社会における青少年育成の機会の創出にも取り組んでいきたいと思います。さらに、「おもいやり」の精神が身の回りの人だけでなく、世界中のすべての人を幸せに出来るという可能性を、この運動を通じて伝え、誰もが出来る世界平和の一助であるという大きな希望に繋げていきたいと思います。
「築」
今このように活動出来る事に対して、改めてこの茅ヶ崎JCを創り、そして
ここまで築き上げて頂いた諸先輩方に深く敬意を表すると共に、その活動を支えてくださった行政・諸団体、JCの同志、そして何よりも地域の方々に心の底から感謝をしなければなりません。そして、現在中心となって活動している現役メンバーが、過去の歴史をしっかり認識したうえで、時代に合った進化を遂げること、そして今後の運動の方向性を多くの方々に発信致します。そして我々はこの40周年という大きな節目の年を大きく飛躍するチャンスと捉え、この一年間は、敬意と感謝の意を持って活動を行います。
おわりに
2008年度、新行動指針策定後の最初の年として、ビジョンに基づいたまち
づくり運動を展開します。決して一方通行の発信とならぬよう、地域の方々に直接触れ、現況に対して知識をしっかり得た上で、我々の活動に対する理解と協力を得ながら活動していきたいと考えます。また、結果を求めることも時には必要なことではありますが、活動の成果を踏まえ、検証しながら柔軟な対策を講じることも忘れてはなりません。JCはJCの為の団体では決してありません、まちづくりの団体です。これこそが、我々の存在意義なのです。
事業計画
1、40周年記念事業の開催
2、会員の拡大
3、LOM内の情報の共有並びにLOM外への広報の強化
4、理事会等諸会議の効率的で基本に忠実な運営
5、公益法人制度実施へ向けた準備と検討
6、LOM内外交流事業の実施
7、各種大会への積極的な参加と出向者支援
8、JC活動の原点に立ち返る会員すべてを対象にしたベーシック研修の開催
9、底力を研く為の研修事業の開催
10、本質を捉えた長期的視点によるまちづくり運動の実践
11、サザンビーチフェスタ実行委員会への支援
12、湘南4LOM事業の実施
13、青少年におもいやりを育む地域に密着した草の根運動の実践
*「若い市民(Junior Citizens)」JCの最初の由来。後に若い市民を青年商工会議所と改名しJunior Chamberとなった。 |